【転職についての前提】
・転職の軸は一貫して「人が育つ仕組みづくり」です。
・各社では、契約期間を守りながら、役に立つことと円満な引き継ぎを大事にしてきました。
・今後は、一つの組織に腰を据え、事業を中長期で育てるフェーズに入っていきたいと考えています。
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私が転職を繰り返してきた背景には、一貫して「人が育つ仕組みづくり」というテーマがあります。高専5年生(20歳)の頃から、ここだけはずっと変わっていません。
「先人たちの智慧として、優れた教育手法やマインドセットはすでに数多くありますが、それが教育制度や組織運営、家庭のあり方、そして個人の自己実現の場で十分に活かされていない。」
学生時代から、そんなもどかしさを抱いてきました。だからこそ、子ども向けの新しい教育プログラムづくり、大人向けのマインドセットプログラムや夫婦・家族の対話の場づくりなど、フィールドを変えながら現場主義で試行錯誤を続けてきました。
その過程で職場を移る選択をしてきましたが、「飽きた」「待遇が悪い」といった理由からではありません。「人が育つ仕組み」を現実に実装するために、その時点の自分にとって最善だと思う環境を選び、学びと挑戦を重ねてきた結果としての転職回数です。
関わる組織や人に対しては、約束と筋を通すことを大事にしてきました。入社前には、自分が「人が育つ仕組みづくり」に挑戦したいこと、短期間で辞めるつもりはない一方で、契約期間を一区切りとしていることを率直に伝えてきました。その上で、「とにかく役に立つ」「契約期間は厳守する」「期間満了後も、会社にとって都合のよいタイミングまでしっかり引き継ぐ」ことを自分のルールにしてきました。
結果として、これまでの退職はすべて円満退社です。私にとってこのことは小さくない誇りであり、「どの職場でも、人と組織に真剣に向き合ってきた」と胸を張って言える根拠になっています。一方で、そろそろ自分が本当に取り組みたいテーマに対して、一つの組織に腰を据えて向き合い、その事業を大きく育て、次世代に引き継げる体制を残したいと強く思っています。
特に、ZaPASS様のように“対話”と“人の成長”を軸に事業を展開している組織で、それを実現できたらと考えています。
以下の表は、これまで自分が身を置いてきたフィールドと、そこで得ようとしていた学び、そして退職に至った理由をまとめたものです。
各社での「目的」と「退職理由」(①〜⑩は上の表と対応)

「話して、見つけて、選んでいく。」をコンセプトに、AIと人の協働による自覚支援モデルを構想・試作している個人プロジェクトです。
youth向けの支援現場で感じてきた課題意識を出発点に、「対話ログの整理」「振り返りシート」「オンラインフォーム」など、小さな仕組みを組み合わせながら検証を続けてきました。
※ZaPASS様でのSIP導入そのものを前提とするものではなく、「対話とAIをどう組み合わせれば、人の内省や選択を支援できるか」を考えてきた思考・試行錯誤の一例としてまとめています。
詳細は、関心をお持ちいただいた場合の参考情報としてご覧いただければ嬉しいです。