※このページは、私個人が取り組んできた自覚支援モデル「SIP」の構想メモ・プロトタイピングの記録です。
既存のサービスや組織の取り組みに対して「このモデルの導入そのもの」を前提とするものではなく、AIと対話をどう組み合わせるかを考える上での参考情報としてご覧いただければ嬉しいです。
SIP(Shirube initiative project)は、子ども・若者が自分の気持ちや考えを整理し、理想の自分(および環境)に一歩ずつ近づく選択ができるようになることをめざした自覚支援モデルです。
児童館・居場所づくり・児童養護施設・学校現場など、「安心して話せる場」をつくる取り組みの中で感じてきたニーズをもとに、次のようなプロセスをイメージしています。
このプロセスの中で、生成AIは「問いかけ」「要約・構造化」「選択肢の整理」といった役割を担い、
支援者(職員・相談員など)は「関係性の土台づくり」「最後のジャッジの伴走」「現実的な調整」を担うイメージです。
AIに丸投げせず、あくまで本人と支援者の対話を支える“準備・編集ツール”として使うことを前提にしています。
現在は、カスタムGPTやノーコードツール(例:音声ログの試作アプリなど)を使いながら、
といった観点で、小さなプロトタイプを作っては試す段階にあります。
将来的には、子ども・若者支援に限らず、子育て支援や人材育成、マネジメント支援など、既存の取り組みとどのように接続・連携し得るかも、あくまで一つの可能性としてイメージを膨らませている段階です。
AIと人の協働で人生の航路を一緒に探る
SIPのイメージ