今の自分のフォーカスとして、「弱みと向き合い、どう活かし、どう補っていくか」を意識しています。
1つ目は、考え方が大きく違う相手に対して「割り切りが早い」ことです。
これまでは、相手には相手の考えや優先順位があり、それが自分のタイミングと合わないことは仕方のないことだと考え、いくつか溝を埋める努力はしつつも、比較的早く「この関係性ではここまで」と線を引いてきたところがありました。
今はすぐに白黒つけすぎないよう意識し、「一度立ち止まって相手の背景を聴く」「小さな共通目的を一緒に探す」といった工夫で、対話の余白を残すようにしています。
2つ目は、転職回数の多さです。確かに在籍年数だけを見ると落ち着きがないように見えるかもしれませんが、「子ども・若者支援」「自治体・地域協働」「現場起点の事業づくり」という軸は一貫しています。
現場での違和感を放置せず、よりフィットする環境を選び直してきた結果としてのキャリアであり、今はその経験を統合して、「腰を据えて価値を出し続けるフェーズ」に入る決意でいます。
3つ目は、IT業界での営業・エンジニアとしての年数が、いわゆる「歓迎条件」には満たないことです。
その分、児童センターや自治体委託事業の現場で培ってきた利用者側のリアリティや、制度・運営の制約に対する理解が強みだと捉えています。
ITそのものの専門性はオンライン講座や実務を通じて継続的にキャッチアップしつつ、「現場の言葉」と「システムの言葉」をつなぐハイブリッドな役割で貢献していきたいと考えています。